サッカー界における世界的なストライカーにはエゴイストが多い

サッカーというもの競技は個人スポーツではなくチームスポーツのため、基本的には協調性の高い性格である事とチームプレーを大事にするプレースタイルが強く求められます。

ただし、アシストすることも大きな役割であるウイング系のFWとは違い、よりたくさんの得点をあげることがすべてといえるストライカー(センターフォワード)だけはある程度エゴイストであること重要な部分があります。

具体的には、サッカーの世界では毎試合ディフェンダーがゴール前で絶対にゴールを獲らせまいと必死になって守りを固めているため、特に守備的な試合ではそう簡単にはゴールを割ることができません。そして、アシストを決めて喜ぶようなウイングタイプのFWはゴールへの執着心が薄いといえるため、世界的なストライカーにはなれないところがあります。

女性サッカーファン

逆にアシストなど考えておらず、自分が得点をすることしか考えていない選手はエゴイスティックに積極的に(自己中心的に)シュートをバンバン撃つため、シュート本数の多さもあってストライカーとして成功しやすい傾向にあります。

なお、歴史を振り返ってみてもサッカー界にはラフプレーや問題行動などで長期の出場停止になったような選手がいますが、ロマーリオ・スアレス・バロテッリといった選手はストライカー&エゴイストという共通点を持ちます。また、1986年のW杯で味方に一切パスをせずに中盤からドリブルで5人抜きのゴールを決めたマラドーナもMFながらナポリではFWとしてセリエA得点王になったこともあるストライカー的な選手で、彼もまたエゴイストの一人として有名です。

総合的には、守りが固い中ではパスでディフェンスを崩すのは大変なため、ゴール付近でパスを出すのではなく、見方は平気で無視してドリブルで切り込んでシュートし、失敗しても平気でいられるくらいのずぶとさがないと成功できないポジションといえます。